毒リンゴを食ったシンデレラが城に囚われた王子様を救い出す物語

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「ということで始まったワケなんだが」 「いや、何一つ始まってないよね? むしろ終わったよね? 一ページ目なのに、おもいっきし『完』って書いてあったよね!?」 マサルにとってあれは、あまりにもひどい出オチだったらしい。 「あぁ、あれは『毒リンゴを食ったシンデレラがなんちゃら』っつー話が終わっただけなんだと」 「待って!? そもそもこれは『毒リンゴを食ったシンデレラが城に囚われた王子様を救い出す物語』じゃないの? タイトルにそう書いてあんじゃん! つーか僕達誰よ? 自分で言うのもアレだけど」 ということなので説明しよう。 主人公その1 マサル。ツッコミ役 主人公その2 タケル。ノリが良い 主人公その3 サトル。無口 「語り部gj!」 「いや、テキトーすぎるでしょうよ。サトルの紹介なんて漢字二文字で終了してたし」 「・・・・・」 まぁ、本当に無口だし、本人も大して気にしてないみたいだからいいかなって。 「なんで語り部がそんな砕けた口調なんだよ!? つーかだめだよそれ! いくら気にしてないように見えても、内心結構気にしてるもんなんだよ! そういう周りの無神経さが人を自殺に追い込」 「それでは『なんでも短編集』ギャグパート、スタート!!」 「聞けよ人の話をぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」 ※一ページ目で出てきたキャラ達は今後一切登場しません。悪しからず。
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