ハロウィン

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あのサラリーマンの様に、顔を喰われる… 事はなかった。 「あれ?おじさん…此処にお菓子あるじゃん。」 え!? 圭介の胸ポケットにスーパーの店員がくれた物が入っていたのだ。 スーパーの店員はお菓子を買ってくれた圭介に、おまけに、 お菓子をくれていたのだ。 子供はそのおまけのお菓子を受け取り立ち去った。 「やったー、 助かったぞー。」 圭介はスーパーの店員がおまけにくれたお菓子で九死に一生を得た。 お菓子を買ってくれたお客に、お菓子のおまけなんて…などとは微塵も思わず、 只、店員に感謝するのだった。
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