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実はこんな会話を何度かしている、
真姫は私の親友と呼べる人物だが、
何故か、
気を使う事が多い、その分私が馴れ馴れしくしているが、
それが回りから見て、可哀想に見えてしまう様で、
真姫に私以外の友達が出来ていない。
放課後
私と真姫は部活やクラスの用事で遅くなった。
この学校は山の麓にあり、バスが無くなると交通手段が無い、まあタクシーでも呼べばいいのだが、
学生にはタクシー代は高い。
その為か、この学校には五時には帰宅という暗黙のルールがある。
今は六時になっていた。
「ゆっち、すかっり遅くなったね、
バスまだ有るかな?」
「確か7時があった気がするけど、
早く帰ろう。」
静けさからか、学校には私たち二人しかいないとしか思えなかった、
そんな事は絶対無いのだが…
立地上マイカー通勤する先生が多いので校内に人はいるはず。
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