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私はしばらく沈黙する、真姫の表情から、
かなりヤバイものを見た事が読みとれていた、でも聞けなかった。
「…」
「ん、…
ぷぷ、…
あははは。」
突然真姫が笑いだす。
私は真姫が何かにとり憑かれたのかと思い驚いた、
イスに座っているのに腰が抜け尻餅を付いた気分になり動けなかった。
「ごめんゆっち、冗談だよ、
何も見てないよ、あははは。」
「ちょっとー。」
私は軽く何度も真姫を叩いた。
「お化けなんて、一度も見た事無いし、感じた事も無いわよ。」
「私も、お化け見た事無いけど真姫の真顔が怖すぎて…
絶対何か見たって思ったよ。」
「あー笑いそうで大変だったの、そんな変な顔だったの?」
「お化けかと思ったぐらいよ。」
「それは、言い過ぎー。」
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