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「・・・ふむ。カルチャーショックというものか。知らなくても仕方有るまい。環境が違えば遊びも違ってくるものだからな。ナルト、説明してやれ。」
シノに紛らわしい助け船を出され、ナルトが「おうっ」と説明し始めた時、
「あーダメダメ!ナルトに分かりやすい説明なんて出来るわけ無いわ。」
とサクラが選手交代をし、少し先生気取りで黒板へ向かった。
「えーコホン。警泥って言うのは、警察チームと泥棒チームに分かれてやる遊びよ。泥棒チームはひたすら逃げて、警察チームはそれを追うの。泥棒の体を触った時点で、そいつは捕まったと判断される。捕まった泥棒は警察の決めた牢屋に入れられるわ。でも、味方の泥棒が捕まった泥棒の体をタッチすると、捕まった泥棒は自由 になって逃げられるの。」
「そんで、制限時間以内に俺らを捕まえればお前ら警察の勝ち、一人でも逃げ切れば俺らの勝ちってわけだ。」
キバが「分かったか」と続けた。
「つまり、抜け忍と追い忍みたいなものか?要は俺らは逃げるあいつらを捕獲すれば良いんだな。」
「ま、そーゆー事!」
カンクロウの要約をサクラが締めくくると、
「そんじゃー始めるってばよ!!」
同時に、五つの煙玉が爆発した。
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