転生は突然に

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「…夕兎はやはり可愛いな。このままお持ち帰りしたいんだが…ふむ…16歳になったら…嫁に迎えにくる。」 だれかコイツどうにかして下さいぃいーーーー!!!!! イケメン神は不思議そうに首を傾げる。 イケメンってズルいよな…… 「今は女だ。俺の嫁になるのも抵抗なかろう? 神の嫁など将来安泰、子沢山間違い無しだ。」 イヤイヤ元男何だし抵抗あるから!!!てか子沢山おかしいよな!? ナチュラルに心読まれてるし…!!! 「おかしくない。俺は夕兎を肌身離さずいつでも持ち歩き愛で上げるのだからな。その結果子沢山になるのは決まって居る。 夕兎の心は俺の物だ。読めない訳なかろう?」 人を携帯するぬいぐるみみたいに言うな……!!!………変態がっ!!! てか理由無茶苦茶だし…!!! はぁ……疲れたよ………てか眠いー… イケメン神は瞼が重くなりウトウトする俺の頭を優しく撫でる。 「夕兎には世界主人公補正があるし俺の力と知識、技術を分けた。 俺が迎えに来る間…難なく過ごせるだろ。 安心して眠るといい…。」 世界主人公補正…??? 兎に角…一気にレベルMAXになったのか…? あ…~もう意識保てねぇ……… 俺は夢の世界に行った。
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