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段々記憶がはっきりしていく。
……そうか…俺…この国で偉い七第貴族ライト家の次女に生まれて…今の名前はエリス・ライトニング。
名前…やっぱ女……
―――ガチャ
「エリス~今日は魔力測定だよ!」
部屋に入って来たのは、金髪の同じ位の少年…俺…いや私?の双子の兄のリク・ライトニングだ。
「お兄しゃん……待ってくだしゃい…あぅ////」
………小さな子って舌が回らない……見るなぁあ/////
しかし…願い虚しくリクは鼻血を出す。
え………鼻血?
「…可愛い…////
さ、何時までもパジャマじゃダメだよ~?
お兄ちゃんが手伝ってあげるから…」
そう言い手の平を怪しく動かしながら此方に来るリク。
「ふぇ……?リクお兄しゃん…一人で着替えられぇるよ?」
本当に5歳児精神なのか!?
戸惑う俺を壁に追い詰めるリク。
「エリス…。僕はエリスを守るから……」
「…お兄しゃん…?…ぁ……」
リクは俺にキスをする。
はぁあ!!!?男から二回目のキスだと…!?
しかも5歳児の兄から!!!
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