1614人が本棚に入れています
本棚に追加
/218ページ
訳が分からず俺は兄から着替えをされ、お父様とお母様と合流し………
まぁ……兄からのキスは子供の馴れ合いだろう…うん。
触れて反応が無い水晶を見て愕然としていた。
確か…この世界は魔力があってこそ成り立つ世界……反応無いって事は…俺魔力ない………?
イケメン神に騙された…?
ひとまず呆然とするお父様とお母様の所に駆け寄る。
「うぅ…お父しゃま…お母しゃま……ごめんにしゃい…!!」
確か…貴族…七第貴族に魔力無し何て出たら家が差別され易い…世界だったよな?
お父様とお母様は膝をつき泣き出す。
「エリスが魔盲……」
「可愛いエリスっ…私がごめんなさいっ…!!!魔盲に生んでしまって……っ!」
……いい両親だな。迷惑だし…出て行くか…俺でいい家が差別されるなんてまっぴらだ。
「…お父しゃま…お母しゃま…気にしないでくだしゃい。
悪い子は……エリスでしゅ…」
「……エリスっ!!!」
「…エリス!!!!」
「……!エリス何処に…!?」
俺は走って測定室から出て…屋敷を出て無我夢中で走る。
最初のコメントを投稿しよう!