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そのロボットはゼロを標的にしたのか攻撃体制に入っていて、機械の拳を振り上げた
ゼロ
「……え?わっ!?」
なんとか対応し拳を避ける、こっちも攻撃に移るために剣を抜いた
?
「『HDX』は強いわよ?、なんたって私が作ったんだからね☆」
自信ありげにそう言うが助けるつもりはまるでないらしい、それどころか自分の部屋でどたばたしてるのに机の前から離れようとせず面白そうに状況を見ている
だがとりあえず今はロボット── HDXをどうにかしようと斬りかかる
ガキンと金属音が鳴るがさすがに斬れない、だが打撃を与えてダメージは与えられているようで少しよろけた
すかさず蹴りをコアに放つ、するとヨロヨロと後退したがすぐに接近しさっきのように拳を突き出す
ゼロ
「ぐあッ!」
バゴォンッ!
まともにくらいその力に吹き飛ばされ壁を突き破り廊下に転がる
すぐに立ち上がったが追撃しにもう一撃拳が迫る
それを剣の腹で防ぐがビリビリと腕が痺れた、だがそれだけでは終わらない
急に身体から力が抜けてきた
足下を見るとHDXを軸に陣があった、恐らくこの陣が力を吸っているのだろう
さらに続けて拳が飛んできたがそれを避けて残る力で体当たりをし、よろけたところをコアにめがけて剣を突き出す
するとHDXは倒れ機能を停止した
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