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私は、いつも同じ夢を見る、何も無くてただ真っ白な空間に居て前に進んでも後ろに進んでも
何も無い世界…
私は、そこが好きだ
何も無く誰もいなぃ私だけの世界…
私の名前は、青空みゆき
親は国際的な貿易会社の社長
何不自由なく暮らしてきた人間だ…
もぅ時期夢が覚めるだろぅ…
いやだ…
しかし仕方がない…
夢なのだから…
目が覚めるといつもの部屋にいた
見慣れたこの部屋…
だけど最近は、自分の居場所は、ここではないのじゃないかと思えるこの部屋…
時間は…
午前3時
まだこんな時間か…
そぅ思い寝ようとする…
…
……
…寝られない…
夢の世界に入るコトができない…それだけで辛かった…
そしてそのまま小鳥の囀りが聞こえだす頃
テレビを着けて見た
今日は、人が死んだ…なんて事件が無いな…
私は、一週間ぶりに外に出るコトにした…
外に出ればすぐに人、人
それから人の作り出した建造物の山…
私は、人間が嫌いだった…
もちろん自分も…
私は、すぐにいつもの場所に向かった…
人のいないあの白き山の広き山へ…
山へ着いた
相変わらず誰も居ない…私は、座ってみる…
ゆっくり風を感じてみる
…
……
あぁ…
またあの夢だ…
いつもの様に何も無い世界で永遠に進み続けるあの夢…
…
…
……?
誰か居る…?
そいつは、私だけの世界にいた…
私は、そいつが自分だけの世界に居る存在感と恐怖心と好奇心で声をかけた…
「あのぅ…」
男わ返事どころか身動きすらしなぃ…
もう一度声をかける
「あのっ!!」
男は、優しく私を見る
私は何だか怖くて…
泣きそうになりながら
「私の世界に入らないで!!!」
…
…
…
目が覚めた…
ふと気が付くと私は、泣いていた…
「どうして…?」
誰も答えるコトは無い
私は、悩み込んでいてその訪問者にきずかなかった…「あのぅ…」
何故私は泣いてるの…
「あのっ!!」
!!!
私は驚いた
後ろを向くとあの時の男が立っていた…
「!!?」
声が出なかった
「どうしたんですか?何で泣いてるんですか?」
こっちが知りたかった
すると男わあの優しい笑顔を向けて
「よかったら話してください」
私わまた涙が零れた
私は、走って走って走って
うちに戻ってきた…
~続く~
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