『しーちゃんへ』―恋愛編―

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  屋上へ行ったおれは固結びになっていた糸がほどけたように声を出して泣き出した。 『でもこんなこと思うのワガママだよね(--;) みんなあたしを生かそうと一生けんめいなのに…。 勉強がきらいなしーちゃんが学校をさぼらないできちんと行ってたのもあたしの病気をいつか治すためだったのに。 ぜんぜんひとりなんかじゃないじゃん ( ̄^ ̄) みんなはあたしの目に見えないだけで、あたしのために必死になってささえてくれてた(*^^*) すっごくあいされてるのに、そばにいないだけでさみしいとかぜいたくだよね?(^-^; ……いきたいよ(;_;) みんなのがんばりにこたえたいし、しーちゃんとけっこんしたかった(>_<) でも、もうむりみたい…(↑_↑) しーちゃん、あたしの代わりにみんなにありがとうって伝えといて(__) 「希愛はこんな体なのにみんなに愛されてしあわせだった」ってね☆ ………じゃ、しーちゃんがおじいさんになったとき天国で会おうね 希愛』  
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