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恵子の運転で家に向かう。
「スーパーはここね」
「ここが村役場」
「えっ!?これが村役場?凄く立派な建物ね」
村役場とは思えない建物に美幸は驚いた。
恵子は、その様子に笑いながら他の目立つ建物の案内をしながら運転する。
恵子の家に着き家に入る。
「さっ、遠慮しないで」
「恵子さん、暫く温泉に宿を取っても良かったのに」
「予定日間近だから、今のうちにね」
恵子が笑顔で言う。
「子供か…良いな」
「美幸ちゃん…」
美幸の顔が曇る。
「車椅子から松葉杖になったけど、信次さんはまだ手助けが必要なの」
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