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わたしの名前は片倉愛莉。
ちょっとだけ腐ってる普通の女の子☆
そんな、わたしには悩みがある…。
お隣の席の早川奏クンが
中々ホモに目覚めてくれないこと、ふえぇん。
「ふえぇんじゃねーよ。心の声漏れてんぞお前」
「おっと、こりゃ失敬。」
悪びれる様子もなくケラケラ笑う片倉。
あの一件以来、
毎日、こんな感じのやりとりをしている。
一体、こいつの頭ん中はどうなってんだ?
←┌(┐^o^)┐ホモォ
まぁ、こんな感じのやり取りも
たまには悪くねーのかもしんねーな。
なにより、面と向かって片倉と話せるんだ。
例え、男同士の恋愛にしか興味なくても、
例え、俺と岩崎が喋ってる時に興奮しても、
コイツには散々助けられたし、
ちょっとくらい変わってても、
俺の気持ちは変わりゃしねーしな。
「今、岩崎×早川がわたしの中で熱い!!!!!!無邪気な岩崎くんがクールな不良早川を押し倒ry」
「おい、片倉よだれ!!!!つーか自重しろテメー」
「萌 え 死 ん だ。ハァハァ」
前途多難な俺の片思い進行中。
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