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SMのプレーをしながら、常にバイブ等を使用すれば、女性は感じる事が出来る訳なのだから、M性感は元来のMと結び付いて、開発されやすい。
バイブ等の性具も侮れないのだ。
かくて、M女は増える。
男が、目や耳で何かを感じる事で、それを愛情だと感じていく過程を、説明する事は簡単た。
性欲を覚えるのは、まず見た目で好みの対象を選別し、その対象に対して発情するからであり、その対象に対して、繰り返し性的行為を行う事で、その印象=好みの積み重ね=愛へと変わっていく。
そして、それを補うのが、好みの音=喘ぎ声を含む声だからだ。
それが好みの声で無い限り、他人がどんなに色っぽいと力説したとしても、本人には単なる喧しい雑音でしかない。
セックスの時の表情が、そして喘ぎ声等が、好みに合わなければ、やはり恋の熱は冷めてしまう。
女性の場合は、文明化以前は、匂いで病気や怪我等を感じとり、それを、性的に合格かどうかを判断する基準にしていた。
次に、子宮で考えるとは、文明化以前では、短い時間でも感じさせなければ、妊娠しにくい状態だったのだから、これも基本的には理解出来る。
つまり、感じる=好みの男=後世に伝えるべきDNAなのだ。
それが、快感を求めるようになって、多少変化してきた。
後世に伝えるべきDNAという意味が減少し、純粋に快感を求めるのだという意識が強く表面化してきたのだ。
もう少し説明すると、かって人類は、女系家族だったという。
女系家族だから、群れとしての団結力は強固であり、手間の掛かる子育ても、その強固さで乗り越えて来た。
その当時は、良いDNAの基準の1つとして、遺伝子的な共通性が無い事も含まれていた。
地方の風習として、稀なよそからの訪問者に対して、夜伽と称して若い娘を抱かせたのも、遺伝子的な濃さを打開する為の、人類の種としての知恵だったのだ。
女系家族時代では、発情を促す為に、よそから来た牡=男が、子殺しをした可能性もあるとされ、人類以外の霊長類では、それが確認もされている。
女性が、男と比較した時に、別れた相手に対して割り切る事が早いのも、この子殺しに繋がる基本的な性格が為せる業なのかも知れない。
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