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反面、女性の快感は高くて深くて長い。
その感じた快感の積み重ねを、女性は愛情だと考えていく。
俺は、パートナーの居る女性と何人も付き合った。
その女性達は、最初は同じ事を言う。
『パートナー(旦那さんではない事もある)がやはり1番大事だから、それを理解してね』と……
それが肌を重ね、快感が積み重なっていくと、はっきりと変わる。
『愛してる』と……
快感の積み重ねが、愛情の基準であるのは明らかだ。
だから、女性は、最高の快感を与えた相手に対しては、絶対に憎まない。
憎もうとしても、子宮に積み重ねられた快感が、憎しみを和らげてしまうのだ。
浮気をされた場合でも、憎しみは浮気相手に向かい、恨みだけを残す。
(この場合の恨みは、強烈な怨念とは違い、もう少し軽い情念である事は理解出来ると思う)
子宮は、快感を感じる器官としてだけでなく、快感を積み重ねて置く器官でもあり、積み重ねられた快感の量が、新たな快感の量より少なければ、愛情はその新たな快感の相手に移るのだ。
別れた男を愛してると思う気持ちも、これで説明できる。
子宮が積み重ねた快感の絶対量(これは、別れたら徐々に減少する=肌の記憶が薄くなるから、実感から変化する為)が、新たな相手の絶対量より多いうちは、別れても、愛の対象として残って居るのだ。
時が流れ、『愛してた。』という認識になったとして、1番愛して居た人間は、やはり最高の快感を与えた相手であると、納得するだろう。
愛してるが、愛してたに変わるには、新しい快感の積み重ねが1番早く、次が時間の経過なのだと言える。
それこそが、子宮(快感の積み重ねを含む)で考える証明なのだ。
最後に、触感について触れると、相手が、危険を与える相手かどうかを、触感で判断していたからだ。
文明化以前の、真の暗闇の中で、まず匂いで判断し、近付くのを許し、次に触感で判断して、性の交わりをするかしないかを決めた、その名残が、触感で相性の良し悪しが判るに、繋がっていくのだ。
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