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女性が子宮で考えるのは
男は、見た目と、耳で聞く声や喘ぎで性欲が掻き立てられ、女性に対する愛情も深まっていく。
対して女性は、匂いや触感・子宮で愛を考える。
それを少し掘り下げてみよう。
女性の性欲の基本には、良い牡のDNAを後世に繋げるという、生物学的意味がある。
又、女性には、子供を産むという役割があるので、基本的にMが6割でSが4割だという、性的傾向を持っている。
その傾向は、現代社会の情報化の波の中で、M女が増えるという(M系女性を含めて)現実を生み出しているのだが、まずその理由を検証してみたい。
かって、人類が文明化する以前の世界では、女性が名器である事は必須の条件だった。
射精への時間を短縮し、他の猛獣から襲われるという、危険な時間を減らすという意味では、生物学的にも、種の保存という意味で非常に重要な事だったのだ。
ウサギしかり、馬しかり、弱い草食動物は、総じて射精までの時間が早い。
文明化し、武器を手にし火を使う事で、人類は最強の動物という地位を確保でき、他の肉食動物からの襲撃という危険が減少し、結果として、性の為に費やせる時間をも飛躍的に増大させた。
女性は、その安心な時間の増大によって、自らの性感・快感に対する欲望を育てていき、それまでは思想的に抑圧されていた快感を、徐々にではあるが、社会に対して、求める事が正当な権利であると主張するようになり、現代では、思想的に古い女性や男に対して、はっきりと快感を求める事は当たり前の、恥ずべき事とは違う物なのだと、認識させるようになって来た。
ただ、その快感を求める事に対しても、抑圧した長い歴史と(女性の性的快楽を認め無い)その思想的背景(快楽を求める女性は、淫乱だ等の偏見)とによって、歪められ、女性自身が、その偏見から悩むという現実もある。
なぜ、こんな歴史になったのかも、このまま読んで頂けたら理解出来るはずだ。
女性が変わったように、男も又、その安心な時間を、性を楽しむ時間に変え、その結果、様々な性愛の手段が生まれ、それは心理面にも影響を与えて、性的快楽の為の、SMやフェチ等も派生した。
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