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「ねぇ!みんなっ。今日は何して遊ぼうかぁ~♪」
今日も元気なアリエスさん。
大樹のある平原で皆を集め、遊ぶようです。
「なんだよ~。アリエス何も決めてないのかぁ~」
「うん!みんなで決めた方が楽しいでしょっ。」
世界樹の元に集った十二星座達。
今日みんなを集めたのは牡羊座のアリエスである。
アリエスは再度みんなに何をして遊ぶか聞き直しました。
「でー。みんな!何して遊ぶ?」
「うーん…それよりさぁ~!
あなたそんな格好で暑くないの?
気になるわぁ~♪」
「ゑ…」
突然、いつも袖無しの中華ドレスを着たライライが興味津々に問い出しました。
それはそうです。
アリエスの格好はモコモコのコート。
その上いつもきちんとボタンを閉めているのです。
一堂がうんうんと首を縦に振り頷きます。
「こっこれはね…
私…寒がりだから…」
「えっ!そうなの!?どうして?どうして?」
さらに興味を示したライライでしたが、突然丸髷に刺さった天秤型のカンザシがカチャリと動くと急に興味を無くし、引き下がり出します。
「いや…ごめん。
やっぱどうでもいいや…
それより、何して遊ぶかだよねっ。」
「……なんか傷つくなぁ…ライライちゃんの気まぐれ興味本意はいつもの事だけど…」
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