朝の夢心地

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「ありったけの愛を入れておきました。 足りなくならないとは思うけど、 必要なら使って。」 「分かった、ありがとう。」 僕がにっこり笑うと 春花も笑ってくれて、 行ってきます。って 僕の頬にキスをすると 春花は学校に向かった。 「さて、僕も行こうかな。」 気が乗らないせいか、 怠い身体と重い腰を上げて、 僕も仕事へ向かった。
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