朝の夢心地

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布団から顔だけだして、 うっすら目を開け口を開く、 「おはよう、春花。」 料理をしながら春花が振り返る。 とびっきりの笑顔で。 「おはよ。」 春花の朝は早い。 僕が6時に起きる時には もうご飯ができている。 「今日なぁに?」 ゆっくり布団から出て、 エプロン姿の君を 後ろからギュッと抱き締める。 ほのかに甘い香り。 僕はこの香りが好きだ。
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