第2章 二重人格

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  夕陽に照らされた彼女の、艶のある黒髪が静かに揺れる。 ('、`*川「来て、くれたんですね。」 開口一番、彼女はそう言った。 少し寂しげに、そして儚げな表情で言葉を紡ぐ彼女は、 ……とても綺麗だった。 ( ´_ゝ`)「生徒会長が呼んでいると……。」 ('、`*;川「そ、そうでしたね、ごめんなさい。」 (;´_ゝ`)「謝らないで下さい。気にしちゃいますから。」 僕たちは言葉を交わしながら、互いの距離を少しずつ縮めていった。  
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