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悶々と悩んでいる内に、小鳥の囀(さえず)りが聞こえ、朝日が射してきた。
階段を下り、洗面所の鏡に映ったのは、目の下に隈をしたためた少し青白い顔だった。
(、´_ゝ`)「学校……、行かなきゃな。」
何も決めなかったらこの街に居られるのは、後10日もないんだ。
僕は、ただただ惰性に身を任せることを選ぼうとしていた。
(´<_` )「兄者、学校行こうぜ。」
(、´_ゝ`)「あぁ。鞄取ってくるから待っててよ。」
とりあえず、今は学校に行こう。
まだ、時間はある。
まだ、大丈夫。
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