第3章 三思九思

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  悶々と悩んでいる内に、小鳥の囀(さえず)りが聞こえ、朝日が射してきた。 階段を下り、洗面所の鏡に映ったのは、目の下に隈をしたためた少し青白い顔だった。 (、´_ゝ`)「学校……、行かなきゃな。」 何も決めなかったらこの街に居られるのは、後10日もないんだ。 僕は、ただただ惰性に身を任せることを選ぼうとしていた。 (´<_` )「兄者、学校行こうぜ。」 (、´_ゝ`)「あぁ。鞄取ってくるから待っててよ。」 とりあえず、今は学校に行こう。 まだ、時間はある。 まだ、大丈夫。  
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