一本の電話

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プルルルル プルルルル 『もしもし?』 『恵梨香か?おはよう。叔父さんだよ。あのな、急で悪いんだが、韓国に行ってくれないか?』 『学校あるんだけど。』 『休学届けは出しといた。返事は、Yesかはいのどっちかだ。どうする?』 『選択肢ないじゃん。わかったよ。韓国に行くよ。ところで韓国で何すんの?』 『マネージャーしてもらいたいんだ。10時に羽田に来てくれ。』 ツー ツー ツー 『切れちゃった。しょうがない、用意するか。』
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