記憶
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◇ それからどれだけたったのか。 ガラッ…… 後ろで窓の開く音がした。 「紗羽、大丈夫か?」 そう言いながら外に出てきた蓮。 どうしよう。 「泣いてんの?」 「蓮……」 蓮は心配そうに顔を覗き込んでくる。 そんな蓮の顔を見ていたらさらに涙が溢れてきて、そのまま蓮の胸に飛び込んだ。 蓮は何も訊かずにあたしが泣き止むまでやさしく抱き締めてくれていた。
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