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もうこんな生活嫌だよ…。
何であたしがこんな目に合わなければいけないの…?
あたしは意を決してお母さんに真実を話す事にした。
仕事から帰ってきたのを見計らって、あたしはリビングにいるお母さんの元にゆっくりと向かった。
「お母さん…」
「あら!美鈴まだ起きてたの?!一体どうしたの?」
あたしが起きてきた事にビックリしていた。
政和さんはイビキをかいて寝ている。
今がチャンスだ。
「お母さんに話したい事があるの…」
言おうとするだけで目頭が熱くなる。
「どうしたの?」
「あのね…政和さんの事なんだけど」
「あぁ!!政和さんね☆本当あの人が来てくれて助かってるわ~♪」
へ……?
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