プロローグ

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「い、磯崎ぃぃぃぃぃ!」 「きゃあああああああ」 「磯崎が爆発したぞおおおお!!」 クラスメイト達は混乱した様子で教室から退避した。 見間違いでなければ、あれは確かに花ちゃんの鼻くそが爆発した。 俺は花ちゃんの方を見た。 すると花ちゃんはびっくりした様子で涙を流しながら教室から出ようとしていた。 まさか・・・自覚してないのか・・・? 俺は磯崎の元に駆け寄り、意識の有無を確認した。 意識は無かったが呼吸はしていた。 「誰か救急車を!早く!」 俺は力いっぱいに叫んだ。
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