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着信の相手ゎ、またもやさっきと同じ番号からだ。
また相手ゎ無言かもしれないと、瑠璃ゎ適当な対応で電話に出てみた。
(もしもぉぉし)
(・・・し?もしもーし・・・)
電話の向こうからかすかに聞こえるのゎ聞き慣れない男の声。
(へっ?誰??)
すると電話の向こうの相手ゎ鼓膜が破れてしまうくらいの大声で答えた。
(瑠璃ちゃん?悪ぃ電波悪くて!優介だけど!わかる?今日の昼休み話しかけた奴!)
ゲッッ!優介?
優介ってあの女ったらしの優介?
今日玲奈と連絡先交換してた・・・あの優介さん??
頭の中ゎわけもわからずパニック状態だ。
そんな状態で、返す言葉なんて見つかるはずがない。
そうだ、いっそのこと、電話を切ってしまおう・・・。
さっそく実行しようとボタンに近づけた時、優介は再び話し始めた。
(突然電話したら驚くよな~ごめん。玲奈ちゃんから番号教えて貰った。友達になってよ!)
あぁ、なるほど。玲奈が勝手に教えたんだ。
・・・って納得してる場合じゃなくて!!
明日、玲奈への軽い復讐をしようと決意しながら、冷静を装って答えた。
(・・・で、何か用?)
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