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(だーかーらー、俺と友達になってよ!ねっ。お願~い)
軽い・・・軽すぎる。正直ここまで軽いとゎ予想外だった。
(・・・いいよ。じゃあね)
しぶしぶ友達になることを承諾して一方的に電話を切った。
そうしないといつまでも電話を切ってくれないような、そんな嫌な予感がしたから。
優介の番号を登録・・・一応しとくか。
ジリリリ
不快な目覚ましの音で目が覚め、今日もまたいつも通り学校へ向かう。
玄関で上靴に履き替えていた時、玲奈の姿を見つけたので、瑠璃ゎ興奮気味に玲奈の元へ駆け寄った。
玲奈:あ、瑠璃ぃ~おはよ♪
瑠璃:おはようぢゃないよ!!玲奈のバカ!勝手に番号教えちゃダメでしょっ!!昨日優介から電話来たんだから!!
玲奈:ごめ~ん♪だって優介が瑠璃の番号教えろってうるさいんだもん。なんか奢るから許して♪
何事もなかったように涼しげな表情の玲奈の横顔を見つめながら、瑠璃ゎ深いため息をついた。
それ以来、毎日のように優介から電話やメールが届いた。
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