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まず瑠璃と敬浩ゎクラスは離れて遠いが同じ高校に通っているということ。
そして敬浩ゎ優介からよく聞いていたので、瑠璃の存在を知っているらしい。
二人ゎ暇さえあれば連絡を取り合い、徐々に仲を深めていった。
長かった夏休みもあっという間に終わり、眠り目をこすりながら学校へ向かう。
教室に入ると同時に目に入ったのゎ、机の上の一通の手紙。
《DEAR瑠璃★FROM玲奈》
・・・玲奈からの手紙だ。
優介と連絡を取り始めてから玲奈に避けられているので、手紙をもらうのゎ久しぶりだ。
教室中を見渡したしたが玲奈の姿ゎない。
《話があるから、手紙読んだら四階の音楽室まで来てね》
手紙をぐしゃぐしゃに握りしめたまま教室を飛び出し、階段を駆け上がった。
音楽室のドアの前・・・何度も軽く深呼吸をする。
怒ってるよね。嫌な思いだけが頭をよぎる。
そっとドアを開けるとイスに座っていた玲奈が音に気づき、ゆっくりと振り返った。
玲奈:瑠璃ぃ~おはぁ♪
玲奈のなんら変わりない笑顔に少しだけ戸惑う瑠璃。
瑠璃:おはよぉ・・・
玲奈:呼び出してごめん!
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