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あとがき
「悪女ーーいつも左で囁いて」
を最後まで閲覧いただき、ありがとうございます。
この作品は、
「複数愛」の番外編作成と同時に執筆していたため、
集中して書けなかった事や
勉強不足な点が目立った話でしたが
ラストあたりは、自身 作品に気持ちが入り込み、
歪んでいた名倉が
後悔と懺悔の気持ちを
愛する妻の前で押さえきらずに吐き出すシーンで
知らないうちに泣いていました。
人は
自分に"悪"の部分を感じたり
それを隠そうと偽善者ぶったり
何かにぶつけることで
気持ちを晴らしたりします。
私も
そうです。
自分に足りないものが大きくて
自分を好きになれない。
それを持っている人にはとても憧れる。
"名倉"は
私の中にいる"悪"でした。
タイトルが、作品に合っていないと感じた方もいたかもしれませんが、
"悪女"は
けして、涙先生を
称しているわけではありません。
いつも
暗く
重い作品を残していますが
それでも
その作品が好きだと、
読んだ方にメッセージを頂くと
執筆の励みになっていました。
閲覧、しおり、レビュー等
いつも応援していただいた皆様
本当にありがとうございました。
次作は時間かかりそうですが
また機会ありましたら
ぜひ閲覧くださいね
――――――光月
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