普通の高校生一

3/4
前へ
/17ページ
次へ
(~~♪) 数学の授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響く。 すると一はガバッと起き、軽く伸びをする。 「っしゃあ、昼休みだ!!荘一、食堂行くぞ!」 「あいよ!」 一と荘一は終わりの号令前に教室を出ていった。 「こらー!!全くお前達は」 先生も廊下に出て叫ぶ。 すると2人は立ち止まり 「ごめん先生、腹へってヤバいいんだよ~」 荘一がそう言うと2人はまた走りだし階段をかけ降りた。 「急げ急げ、いつもの席が取られちまう。」 入学してから1ヶ月。 2人は食堂にお気に入りの席がある。走るのはその席を取るためである。 走って4階から一気に1階まで降りてきた。食堂はすぐそこだ。 「よし、空いてた、間に合った。」 2人はその席に荷物を置き、予約しておいた昼飯をおばちゃんの元へ取りに行った。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加