花の終わり
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おねーさんの方は人がいるとは思っていなかったようで、目を点にしてわたしを見下ろしていた。 「やっぱり、にんげん?」 人間だったら酷いことを行ってしまった。わたしだって、ゆーくんとかやちゃんに幽霊だっていわれたら泣いてしまう。 幽霊だったらご飯食べられなくなるもん。 おねーさんは驚きつつもわたしに声をかける。 「どっちに見える?」
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