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「そういえばさき、明日病院だからだれかノートとっといてくれない?」
「え、明日いないの?」
「うん。あ、でも優衣のノートはいらない!よだれたらすから!」
「ひっど!」
「じゃああたしとっとくわ」
「ありがと笑美!」
女子三人でそんな話をしてる間、男子二人はびしょびしょに濡れたジャージを脱いで絞っていた。
見慣れた…わけではないけど、いつの間に海翔があんな男の体になってたんだろうっていう疑問とともに
昔いっしょにお風呂に入ったことを思い出して顔が火照った。
「そろそろ続きやるか!」
湊くんの一言で我に返り、またプールの掃除を始めた。
プールサイドでは咲花がずっと水を蒔いていてくれた。
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