12月

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あっという間に12月 クリスマスを一緒に過ごす話をしていた。 彼は優しいため 「予定がないし全然いいよ」と言ってくれた。 その言葉がとてもうれしかった。 すごく楽しみだった。 でも・・・ 「ごめん、公式戦はいっちゃった」 申し訳なさそうに彼は言った。 ゆかは寂しくて思わず座り込んでだだをこねてしまった。 彼はそれでも優しく声をかけて ゆかを元気づけてくれた。 ゆかは友達に話すと泣きだした。 そこでゆかには疑問が生まれた。 なんで泣くのだろう・・・。 ゆかはふと思った。 「好きじゃなかったら こんなに悲しまないよね」 その疑問を抱きながらテスト期間にはいった。 テスト終了。 それ以来彼とは一度も話さず1週間がすぎた。 そこでゆかは気づいた。 「話してたときは目で追ってしまうくらいだったのに 1週間話さないだけでなにも感じなくなってる」 これはやっぱり友達として好きであり 少し気になったけど、話さなくなると異性としての 気になりがなくなるのではないか・・・。 好きなら1週間話さなくてもずっと気になるはず。 だったらやっぱり友達としてなんだな・・・。 ゆかは自分の気持ちがわからなかった。 でも1週間後、久しぶりに話した。 そこで話してみると なぜか心臓がとてもドキドキいっていた。 またゆかはわからなくなった。 どうすればいいのだろうか。
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