俺の友達は腐男子だ!!そして俺も……

2/4
前へ
/67ページ
次へ
桜舞い散る新学期、ついにこの時がきた 俺、主人公こと榊原 祐介ーサカキバラ ユウスケーは今日のこの時、この瞬間を待っていた 俺の隣にいる友もそう思っているに違いない 「なぁ……祐介……」 「どうしたんだい…かに味噌くん」 「いや、神谷 美園ーカミヤミソノーだから間違えないで」 頬を膨らませて睨まないでおくれハニー ちょっとした冗談じゃないか 「そんなことより、ちゃんと見てたか?」 「新学期に遅刻までしてこちらに来たんだ、そこまでしたこの俺が見逃すとでも?」 「有り得ないな」 俺達が今いるところは学園の校門がよく見える位置 そして校門の前には二つの影… ここまで言えばお気づきになっただろうか
/67ページ

最初のコメントを投稿しよう!

664人が本棚に入れています
本棚に追加