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「特殊取締り課、今日の依頼の件数は・・・
なんと0!」
「0!? あれだけ冒頭で話振っといて0!?」
生徒達は登校したらそれぞれの持ち場へ行き、その日の依頼を上司から言い渡される。
その上司からの報告を受け、すかさずツッコむ史郎。
「まあ、良いじゃないか史郎~。
仕事が無いなんていつものことだよ~。」
「ああ、それに取締り課に来る程のヤバい仕事が、日常茶飯事に起きてたら世も末だな。」
と、横にいる春樹と武はいつになく真面目な事を言って史郎をなだめる。
普段の不真面目はどこに行ったのやら。
「2人の言う通りだ、こんな取締り課なんて物が必要無い位平和であることが1番なんだがね・・・
しかし、こんな世の中だ、いつどんな依頼が来るかわからん。
いつでも動けるようにしておけ。
それまでは各自兼任している部署で仕事をするように。」
「「「了解です」」」
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