第二話 危険と安全は紙一重
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なかなか会話が続かない。暫くの沈黙の後、キーボードを打っていた手が止まる。 「言ってるそばから・・・。」 そう言って武は椅子から立ち上がり、何処かへ行ってしまった。 「えっ、あの、仕事は?」 遠ざかって行く背中に問いかけるが、返事は帰って来なかった。
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