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急いで取締り課の部屋に行くと、中には上司と武がいた。
「事件ですか!?」
「ああ、たった今霧島君から情報が入ってね。
早く話を進めたいのだが・・・。」
と言われて、周りを見渡してみると、春樹がいないことに気付く。
「あのバカ! なにやって・・・。」
「すみませーん、おそくなりましたー。」
後ろから間の抜けた声が聞こえ、振り返ってみると大荷物を抱えた春樹が入ってきた。
「なにやってたんだ!?」
「いやー、ちょっと準備がねー。で、どうしたの?」
全員集まったのを確認し、上司が話を始める。
「丁度、今から説明を始める所だ。さて、今回の仕事についてだが、さっきも言った通り、霧島君のハッキングによってある港の倉庫で、暴力団が武器の密輸を行うことが明らかになった。
3人は直ちに倉庫へ向かい、ターゲットを捕えるように。」
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