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突然凄まじい程の爆音と衝撃を受け、何が起こったのかを確認する間もなく上空へと投げ出される。
むせ返るような煙を抜けると、次の瞬間には自分の身体はビルの屋上と並んだ。
確かこのビルは20階以上はあったはずだ。
5階建てのビルの屋上にいたはずなのに・・・。
そんな状況の中で、何故か冷静な頭はどうして自分がこんなことになっているのかを考える。
そして、さっきの爆音と衝撃から、自分は爆発に巻き込まれたのだと分かった。
敵の攻撃か?いや、それは違う。なぜなら奴らは手に取る程の強さではなかった。
敵にやられたのではないと分かると、1つの答えを導き出した。
そう、あいつらだ。いや、あいつらしかいない。
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