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「くそっ、どこ行きやがったあいつら!」
「遠くには行ってないはずだ、捜せ!」
物騒な声が飛び交う中、史郎達は倉庫の近くにある廃材置き場に隠れていた。
「どうしてお前が作る物には、必ずと言って良い程もれなく爆弾がついてくるんだ!?」
「安全100%なんてつまらないだろ~?
だから、少しでも面白くなる様につけるんだよ!」
「そんな気遣いいらん! しかもこのチョッキ取れないんだが!?」
「そりゃもちろん、僕のパソコンからパスワードを入力しないと取れなゲフッ!」
言葉の途中で史郎の拳が春樹の頭に直撃する。
「次は鳩尾だからな! くそ、作戦の練り直しだ・・・。」
「藤崎は前線に出れねぇな、じゃあ俺と春樹で前線に出るから、お前は隙を見て攻撃してくれ。」
「分かった。 ほら行くぞ春樹!」
「は、はい・・・。」
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