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「中々見つからねぇな。」
「どこに隠れてやがる!」
「後ろだ。」
倉庫の中を探していた男達の後ろから武が声を掛ける。
相手は5,6人半分以上いないが何とかなるだろう。
「いつの間に! ちっ、やっちまえ!」
そう言って武に向き直り、持っていた銃の安全装置を外そうとしたが、それよりも早く
武は手に持っていた拳銃を構えると、次々と男達の腕や脚を狙い撃つ。
敵はその場に倒れたが、武の背後の物陰から新たな敵が3人現れる。
そして、その手にはもちろん武器が握られている。
「おらぁ! 死ねぇ!」
しかし男達は操り人形の糸が切れたかのように倒れる。
その後ろにはスタンガンが握られている春樹が立っていた。
「だめだよ~、背後から攻撃しちゃあ~。」
「そりゃおまえもだろ。」
武がぴしゃりと言い放つと、倉庫の入り口に敵の増援が来る。
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