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卵の中に居るような 母に包まれて眠るような そんな穏やかな 愛を知りたくて 小指の先を見ても 繋がる先は見えない どこかに居るの 私を愛してくれますか 傷付く度にまた誰かを信じて 誰にも愛されてないのか 知りたくもないけど 信じる度に傷付いて 手を伸ばしても繋がる手は無いのかと 心は虚ろに愛ばかり求めて 与えることも忘れてしまうほど 愛されたいと願うことは罪ですか 不安になるほど独りで居るのに 愛を求めてはダメですか 私には贅沢ですか 自分の肩を抱きしめて まだ来ぬ人を待つしかできない
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