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キマは女王様がとてもやさしい人だと知っていました。
女王様なのに、子どもで、しかも男である自分と、目線を合わせて話してくれるやさしい女の人だと知っていました。
よく、キマは女王様の部屋に遊びに行って、女王様に歌を歌ってもらいました。
女王様は、性格と同じように、とてもやさしい声をしていました。
キマは小さい頃にお母さんを亡くしていたので、女王様をお母さんのように思っていました。
キマは、女王様が大好きでした。
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