とある王国の、ものがたり。

ある日、女王様が治める国に、隣の国が攻め込んで来ました。

王国の兵隊は頑張ってたたかいましたが、隣の国の男の兵隊の力にはかないません。

終いには、女王様も自ら剣をとってたたかいに行きましたが、王国は勝つことができません。

もう負けそうになったその時、家で家事をしているだけの、立場の弱い、王国の男たちが立ち上がりました。

キマも一緒にたたかいました。

王国はだんだん勝っていきました。

けれど、ある時、キマは隣の国の兵隊の鉄砲の弾に撃たれて、死んでしまいました。

キマは死んでしまう前に、近くにいた味方の男の人に、ある場所の名前をつたえて、そこに連れて行ってもらいました。