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扉をくぐった先には…
さっきのおんぼろ小屋の中にあるとは到底思えないだだっぴろい豪邸のロビーのような場所。
両サイドにはメイド服を着た女達。
まさかあの男の話は本当だったのか!?
なら…
俺は女達の数を数える。
1…2…3…4…5…6…7…8…9…10…11…
「何だ11人じゃないか!やっぱりそんなわけ「12でございます」
俺の言葉を遮ったその声は、さっきの案内をしていた女。
その女が俺の後ろから、並んだメイド服の女達と一緒に並ぶ。
「「「お帰りなさいませご主人様」」」
女達が声を揃えて言った言葉の先は……紛れもなく俺だった。
「えぇぇーー!?」
本日、俺は12の女達のご主人様になりました。
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