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「……っ……!……!」
一人の少女が、何かから逃げるように走っている、少女が走りながら振り返ると少女の背後から赤い目玉が幾つも付いた黒い影の様な物が少女を追いかけてきていた。
「っ……!……!!」
少女は必死に走り影から逃げる、するとそんな少女の目の前に光の入り口の様な物が見えてきた。
「っ……!!……っうぅ!!」
少女は最後の力を振り絞り、その光の中に飛び込んだ、その瞬間影が光の入り口も被い包む、間一髪少女は助かったらしい。
そして少女は光の中に入り、何やら白い空間に飛ばされ、その中でホッと一息つくと少女は疲れてしまったのかそのままうとうとと眠りだした。
「……」
少女は一時の安息を噛み締めるかのように丸くなり、すーすーっと寝息をついていた。
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