第四章『電話』

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あれから数日後 俺は毎日のように由奈のお見舞いに行った 最初は笑わなくなってた由奈だったけど最近は笑うようになっていた そんなある日 仕事が終わり、自宅に向かっていると咲也から電話が入った 話があるから咲也の家に来てほしいとのことだった 俺は分かったと伝えると電話を切り、咲也の家に向かった 咲也の家につき中に入ると、凄く不機嫌な咲也と、何故か優馬がいた 「あれ、なんで優馬までいるの?」 俺はソファーに座りながらそう言った 咲也「まぁ、ちょっとな。で、話なんだけど。」 「あぁ。んで?」 俺がそう言ったと同時に、隣に優馬が座り、正面に咲也が座った 咲也「この写真なんだが」 咲也はそう言うと一枚の写真を取り出した そこには俺とベッドに横たわって平仮名盤で会話してる由奈の姿だった
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