卒業アルバム

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「柴田くん、書いてよ」 急に声がして机から顔を上げると、目の前には沢山書かれた卒アルを持った 一人の女が笑顔で立っていた。 柄本百合。 三年間同じクラスだったのにも関わらず、こうして二人で話すのは初めてだった。 「あぁ別にいいけど」 渡されたペンを見ながら何を書こうか考える。
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