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「さて。」
俺は石像を磨いている時に一つ気付いた事があった。
どうやらこの石像の台座には、隠し扉のような物がついているようだった。
俺はその扉を開けて見ることにした。
「よっと。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!
なかなか重かったが開けることはできた。
「さて?中身はなんだろうな?」
俺が中を覗くと中には、シルバーの指輪が一つだけ入っていた。
「・・・なんだ?これ?」
持ち上げて見たが特に何も起きなかったのでまぁ、大丈夫なのだろう。
「・・・とりあえず付けてみるか。」
サイズ的に右手の人差し指に入りそうだったのでそこにつけて見た。
ーーーズキンッ!!
「痛っつ・・・!!」
付けた瞬間頭が割れそうなほどの激痛が襲ってきた。
「っ!がぁぁあぁぁ!!」
本気でマズイかもしれない!
もうそろそろ意識が朦朧としてきた・・・
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