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第3話「女好きの先輩は」
神崎洋介先輩はいつも違う女の人と歩いてる。
そのほとんどの人が美人だ。
二階の自分の教室から見えるグラウンドでは神崎先輩と山西先輩の姿が見える。
二人は女の人に囲まれていて仲良く話をしている。
みんな先輩達が好きなのかな・・・。
確かに先輩達はそこら辺の男の人よりカッコいいのは認める。
だけど・・・みんな本気で好きな子いないのかな・・?
放課後、私は生徒会室へと向かった。
確か日向先輩達は今日、用事があるって言ってたから、生徒会の仕事は私がやらなきゃ。
誰か一人でも生徒会室に居てくれたら助かるけど・・
私は日向先輩の机の上に置いてある書類を見た。
これ部活動予算案だ・・・
まだ確定してないんだ・・・。
美姫は予算案の紙を持って自分の椅子へと座った。
「サッカー部は去年全国まで行ったから・・・」
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