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美姫は後ろを向くと目の前にいた人の目を見つめた。
「何?」
「何とも思わないの?」
美姫は少し考えて頭にハテナを浮かべた。
「何かあったかな?」
お礼は言ったハズだし・・・と続けた。
「生徒会の人達に惚れない何て・・・。
」と一人の男子生徒が呟いた。
「私、顔で好きな人を選ばないから」と言う美姫の言葉に生徒会長の日向真也(ヒナタシンヤ)は笑った。
そして、真也は小声で「見つけた」と言った
「君、名前は?」
真也が聞くと美姫は目を見つめて
「先に名前を言わなきゃ答えないから」
と言うと真也は満面の笑顔になり名前を言った。
「私は朝倉美姫」
「朝倉美姫さん。生徒会に入らない?」
辺りは沈黙に包まれた。
すると美姫は口を開いた。
「お断りします!」とハッキリ答えてスタスタと歩いて行った。
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