第一話[生徒会へようこそ]

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美姫は後ろを向くと目の前にいた人の目を見つめた。 「何?」 「何とも思わないの?」 美姫は少し考えて頭にハテナを浮かべた。 「何かあったかな?」 お礼は言ったハズだし・・・と続けた。 「生徒会の人達に惚れない何て・・・。 」と一人の男子生徒が呟いた。 「私、顔で好きな人を選ばないから」と言う美姫の言葉に生徒会長の日向真也(ヒナタシンヤ)は笑った。 そして、真也は小声で「見つけた」と言った 「君、名前は?」 真也が聞くと美姫は目を見つめて 「先に名前を言わなきゃ答えないから」 と言うと真也は満面の笑顔になり名前を言った。 「私は朝倉美姫」 「朝倉美姫さん。生徒会に入らない?」 辺りは沈黙に包まれた。 すると美姫は口を開いた。 「お断りします!」とハッキリ答えてスタスタと歩いて行った。
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